紫蘇ジュースの効能と作り方



紫蘇と酢の相乗効果

紫蘇に多く含まれている成分としては、ビタミンCとカルシウムが挙げられます。ビタミンCには、鉄分の吸収を補助する働きがあるために貧血を予防することが出来ます。そして、カルシウムには精神を安定させる作用があります。

 

また、紫蘇には胃腸を健康に導くといわれているペリルアルデヒドという成分がが含まれており、このペリルアルデヒドには制菌作用があります。紫蘇に含まれている成分で最近注目されているのは、ルテオリンという栄養素であり、このルテオリンには抗アレルギー効果や、抗炎症効果があるとされています。

 

そして、紫蘇ジュースの場合はその材料として酢も使用するために、その健康に対する効果もさらに高まるのです。肉食が多い人やストレスの溜まっている人は体が酸性に傾いており、それが原因で乳酸が増加しています。

 

乳酸は筋肉の中に溜まり、疲労のもとになるため、こういった人は疲れやすい体質になっているということになります。肩こりや腰痛なども乳酸が多すぎる状態で発生するとも云われています。酢にはこの乳酸を抑える働きがあるために、疲労回復に効果を発揮するのです。

 

さらに、胃液の分泌を正常にして、食欲の増進にも働きかけます。そして、血圧を正常な状態に戻して血行を良くしてくれるために、血液をサラサラにしてくれる効果もあるわけなのです。酢は紫蘇と同じように、ナチュラルクリーニングでも殺菌消毒に使われるくらい殺菌力があるので、食中毒などの予防にも効果があります。